我が家のお兄ちゃんは2歳からリトミックを始めて、軽くピアノに触れ続け、4歳からは本格的にピアノレッスンを始めました。
本格的…と言っても、うちにはピアノはもちろんのこと、キーボードすらなく、週1回25分のレッスンでピアノを練習するだけでした。
しかも、超優しい先生だったので、本人の気持ちを大切にして、リトミックの延長のようなレッスン内容。
なので、音楽教室に長く通ってはいますが、ピアノが弾けるという状態には全くなっていません。
年長さんになったし、下の子もピアノレッスンやりたい!と言い始めたので、そろそろ家でも練習用ピアノを用意せねばならないと思い、検討を始めました。
ポータブル鍵盤、電子ピアノか電子キーボードか
我が家はマンション、部屋は手狭なので、いわゆる本格ピアノというものは全く検討しておらず、卓上というんですかね、ポータブル鍵盤を探しています。
マンションでも広い部屋が確保できる場合は、備え付けの電子ピアノ、もしくはアップライトピアノが置けるのでしょうが、
狭い部屋に常設は厳しく…。。
そうなると、種類としては電子ピアノか、電子キーボードか、ということになります。
電子ピアノは普通のピアノと同じで88鍵盤で、鍵盤のタッチもかなりピアノに近い重めのものになります。
音色は各社それぞれ特長があるようですが、それは通常のピアノでも同じですよね。
かなりスリムなタイプもあり、以下のものが検討にあがりました。
- ヤマハ p125
- カシオ PX-S1000
- ローランド FP-10
どれもかなーりスリムです。そして本格的!!
今回、ピアノ探しをしていて初めて知ったのですが、電子ピアノ、電子キーボード界隈では、かなりカシオが優秀なんですね!
ピアノといえば、ヤマハかカワイか、という考えが古い私だったので、驚きでした。
無知でごめんなさい。
奥行きはスリムなのですが、88鍵盤なので、どうしても幅はある一定の長さが出ます。これは仕方がないこと。
唯一、
ヤマハp121
というのが、73鍵盤で、横幅がかなり短いものになります。
電子ピアノで横幅が短いものはこれ一択になりますので、本格的なピアノ鍵盤で、コンパクトなものを探している人にはぴったりです。
さて、コンパクト面を重視すると、やはり電子キーボードの選択肢が出てきます。
電子キーボードは用途、目的に応じて、様々なものがあります。そして、大体のキーボードが61鍵盤となります。
今回、私は出来るだけシンプルにピアノの練習用のものがほしかったので、タッチレスポンスは少なくともある機種がいいなと思いました。
そうして検討にあがったのが以下のキーボードです。
- カシオ casiotone LK-515
- ヤマハ NP-12、NP-32
- ローランド GO-61
カシオのものは、光ナビゲーションと言って、デモ音楽の鍵盤を光で誘導してくれるもので、登録されてるデモ音源もかなりたくさんあり、小さい子でも楽しいキーボードです。
実際にお店に行って見ていたとき、2歳の娘が大興奮でした。
ヤマハのものはシンプルなキーボード。かつ、電子ピアノとまではいかないけれど、それでもピアノっぽい作りになっています。
ローランドのものも、比較的シンプルなつくりですが、ヤマハのものよりは液晶がついていたりと機能が色々ついています。
その他にも、悩むほど電子キーボードは種類があります。
ネットで連携したい、だとか、オーケストラをバックに弾きたい、だとか、先程書いたような光ものがいい、だとか。
値段もピンキリになるので、何を目的としているかを明確にしてから選ぶ方がいいと思います。
スリムで幅も短い61鍵盤電子キーボードに決めた
先にも述べた通り、私の家はマンションで、余裕のあるスペースはありません。
なので、88鍵盤は長さ的に厳しい…。。
電子ピアノを選ぶならば、ヤマハのp121。
それ以外ならば、電子キーボードになります。
p121は凄く魅力的で、価格も5万円をきっていますので、手も出しやすい電子ピアノです。
ただ、電子ピアノなので、重たい!10キロ、という重さをどう判断するかですが、電子キーボードは5キロ以下の重さなので、やはり重い…。。
あと、中途半端かなとも思いました。
今、子供たちはピアノレッスンを始めたばかり。続けてがっつりピアノを弾くようになるのか、それともすぐに辞めるか分かりません。
がっつりピアノを弾く場合は、88鍵盤が欲しくなるんじゃないかなーと思いますし、今電子ピアノを持つ必要性はないなと感じました。
ということで、電子キーボードからの選択です。
カシオの光ナビゲーションは、大人気ですし、子供も間違いなく喜んではいましたが、機能充実している分、奥行きがそこそこありました。
そして、きっと飽きもくるだろうし、シンプルな練習をしたいのだから、この機能たちはいらないかなと。
そうして決めたのが、ヤマハのピアジェーロ、NP-12です。
キーボードですがかなりのシンプルさ。奥行きも横幅もスリムで、しかも軽い。
普段は縦おきで保管しておき、使う時だけダイニングテーブルや、ワークデスクにおいて使えるなと思いました。
そして、値段も魅力!!
最安のお店では2万をきってきます。
手始めに、試しに買うことができるものでした。
YAMAHA NP-12を使ってみて
実際に手元に届いたnp12は、予想通りのシンプルさ、かつコンパクト。
音は思った以上にピアノの音色で、素人的には十分です。
タッチはやはりキーボードだけあって軽いですが、タッチレスポンスは効いているので、強弱はかなり付きます。
元々内蔵のデモ曲は有名なベースクラシックが10曲。これはあってないくらいのものかと思います。
iPad等に繋いで楽しむことが出来るようなので、今後有益な使い方が分かってきたら、また書きたいと思います。
コメント